犬のフケ

フケは皮膚の新陳代謝により出るのでもちろん犬にもフケは出ます。
犬の場合は全身が毛で覆われているため人で言う全身が頭皮みたいな状態なのでフケが全身に出やすい。 フケが多少出るのは問題ありません。健康そのものです。しかしあまりにもフケが多いと人で言うフケ症の症状になります。

フケの原因

フケは新陳代謝の一環で古くなった皮膚が剥がれたものです。
フケは乾燥からできるものが多く肌が乾燥し皮膚が剥がれ落ちやすくなります。また、乾燥している肌は痒みを伴う場合が多くワンちゃんが掻く事が多くなるかもしれません。ワンちゃんは掻く力をコントロールできないので必要以上に掻き皮膚を傷つけてしまう場合もあります。ワンちゃんが痒がっている時はフケが出ていないかチェックしてみましょう。

カビによるフケの発生

シャンプーをしたり水浴びをしたときなど毛が見目っている状態で長時間いた場合にカビ繁殖する場合があります。 カビが大量に発生すると古くなった皮膚を食べて必要以上に分解してしまい、皮膚をを食べられた場合は防衛のため皮膚をさらに生成します。つまり皮膚の生成サイクルが通常の状態より早くなり新陳代謝が活性化した結果、古くなった皮膚とカビによって分解された老廃物がフケなります。
また、フケが多く発生するとフケを餌にするダニやノミなどが大量に繁殖しダニやノミの排泄物によりアレルギー反応を起こし皮膚炎になる場合もあります。

フケを改善するには

ブラッシングを行う

ブラッシングは非常に効果がある対策のひとつです。
定期的にワンちゃんをブラッシングしてあげてください。ブラッシングをする際は柔らかく毛の細かいものを使用しなるべくやさしくマッサージするように行ってください。強くやりすぎて肌を傷つけてしまうと炎症を起こしたり、新陳代謝が高まりさらにフケの発生につながります。

シャンプーを変える

シャンプーは非常に効果のある対策のひとつです。
犬用シャンプーを使っておられる方も多いのでないでしょうか。犬用シャンプーにも色々な成分ものがあり、ワンちゃんの体質に合っていない場合があり必要以上に肌の脂分を落としたり、アレルギーがある場合などがありますので、シャンプー販売店や獣医に相談し色々試してみるといいかもしれません。

毛が湿った状態で長時間にさせない

特に夏場のシャンプー後や、水浴び、雨の日の散歩などで毛が湿った状態だとカビが繁殖しやすくなりフケの発生につながります。またダニやノミの水分補給にもあるので毛が濡れたらすぐに乾かしてあげましょう。

ストレスを与えない

ワンちゃんも人と同様にストレスを感じます。
環境の変化やワンちゃんへの対応などちょっとした事でストレスが溜まります。ストレスは知らないうちに蓄積していることが多く、気づいた時には何らかの症状が出ている場合があります。定期的に散歩や公園などで遊んであげてください。ストレスが溜まると別の病気などを患う事もありますので注意が必要です。

獣医に見てもらう

どうしてもフケの症状が治まらない場合は獣医に診て貰ってください。
アレルギー性皮膚炎や他の病気になっている場合も考えられますので獣医に見てもらうことをオススメします。

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